日常の空間に一生を共にする、上質な艶やかさと満足感をもたらすステンドグラスを提供
Vitrail(ビトロ)・confiance(コンフィアンス)公式ブログ

【vol.5】ビトロとは?

作家ステンドグラスコラム by

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 『ビトロ(Vitrail)』とはフランス語で『ステンドグラス』という意味です。「そのまんまじゃないか!」と思われるでしょうが、ちゃんと理由があるんです。
 1人で仕事をしていると、建築屋さんや業者さんがステンドグラスとはまったく関係のない仕事を、まわしてくれる事があります。(それはそれで、大変有り難い事なんですが)
 過去にカッティングシートでダムの推量板の目盛りを作って、現場(ダム)でシートを貼った事もありますし、地ビール館の垂れ幕を作ったり、スナックの看板のデザインをさせていただいたりもしました。
 独立したばかりで、順調に仕事がくるなんて事はありません。生活をするために、不本意ながらもステンドグラスとは違う仕事をする事もあると思っていたので、「ビトロ」と名前を付けていれば、自分自身、流される事なく「私はステンドグラスを作るために、独立したんだ!」といつでも、初心に帰れると思いつけました。

 ビトロの主宰である、私、和泉久子は、ステンドグラス制作会社に3年勤務し(バイト時代もいれると4年です。)22歳の時(1997’)に独立しました。
 パネルの受注制作を主にしているので、ランプなどの小物は、その合間で作っているため、ネットでは『注文後制作』の商品も多くなってしまっています。ご注文いただいたら、なるべく早くお届けできるようにがんばっています。

 ステンドグラスの制作は、私が1人でしているのですが、ホームページ等Web関係は『クール』の方にお願いして、二人で話し合いながら作っています。
 私はステンドグラスに10年どっぷりと浸かって、今まできているので、ステンドグラスを作った事のない人や、あまり知らないという人が、何を知りたいのか、どういう所に疑問を持つのかが解らない場合があります。
 1人だと、作り手の勝手な思い入れで「これはこうだ!」と押し付けがましくなってしまう所を、Web担当者が「それじゃ、何を言いたいのか解らないんじゃないかな?」とか、「こういう部分を他の人は知りたいと思うよ。」と、客観的な意見を述べてくれて今のページができました。

 パネル・小物の制作の他に教室もひらいています。教えるというよりは、生徒さんと一緒に作品を作っている感じです。

 こう書くと、何でもしてますね。まぁ、1人で仕事をしていると、食べていくためにはいろいろとしなくてはいけないですから・・・

(2002年/12月メルマガより 2003年/9月更新)

Category: 作家ステンドグラスコラム

ネットショップにはお店の商品全てはUPしておりませんのでお店にも是非遊びに来て下さい♪

最後まで見ていただき本当にありがとうございます!皆様の一日一日が素敵で幸せな日々でありますように♪

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